ナチュラルな英会話に「使いこなす句動詞」
2017.8.16
get up
こちらのコーナーでは、動詞+副詞 または 動詞+(副詞)+前置詞 によって構成され、特別な意味を生じる「句動詞」について解説します。 それぞれの句動詞が持つ意味やニュアンスをしっかりと理解して、よりナチュラルな英語表現を目指しましょう!
(1)立ち上がる
“get up” には「立ち上がる」という意味があります。
- Everyone got up when the CEO entered the room.
- 最高経営責任者が部屋に入って来たとき、全員立ち上がった。
- Sorry, could you get up for a second? We need to move your chair.
- ごめん、ちょっと立ち上がってくれる?君の椅子の位置を動かさないといけなくてさ。
- The runner tripped, but quickly got up again.
- 走者はつまずいて転んだが、すぐにまた立ち上がった。
- I wanted to say something, but everyone was already getting up to leave.
- 言いたいことがあったけれど、もうみんな立ち上がって出て行こうとしていた。
(2)起床する
“get up” には「起きる、起床する」という意味があります。
[Jackieが、息子のOliverを起こして学校に行く支度をさせようとしている]
- Jackie:
- Oliver! Get up! It’s time to go to school.
- Oliver:
- But I’m too tired to get up.
- Jackie:
- Come on! Get up and eat your breakfast.
- Jackie:
- Oliver!起きて!学校に行く時間よ。
- Oliver:
- でも疲れてて起きられないよ。
- Jackie:
- ほら!起きて朝ごはんを食べなさい。
(3)登る
“get up” には「~に登る、上る」という意味もあります。
- It took five hours to get up the mountain.
- その山に登るのに5時間かかった。
- I tried climbing the fence, but I couldn’t get up.
- フェンスに上ろうとしたが、上れなかった。
- She got up on the bed and started jumping.
- 彼女はベッドの上に上がり、跳びはね始めた。
(4)良からぬことをする
“get up to” には、例えば悪戯や問題のあることなど、通常何かしら良からぬことを「する」という意味があります。
- The kids got up to trouble while their parents were away.
- その子供たちは、親達が留守の間に問題を起こした。
- I used to get up to all sorts of mischief when I was in middle school.
- 中学時代、私はありとあらゆる悪戯をしたものだ。
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質問文で “get up to” を使う場合、特に上記の「よからぬことをする」という含みを持つことなく、純粋に「何をするの?」という予定を尋ねる表現としても使われます。
[Patが友達のAbidと話している]
- Pat:
- So, what are you getting up to tonight?
- Abid:
- Not sure yet. What about you?
- Pat:
- 今夜は何すんの?
- Abid:
- まだ決めてない。お前は?