これって英語で?「なるほど英語」
2021.7.30
「見通し」って英語で?
今後数年間の経済の見通しは不透明だ。
- outlook
- prospect
解説
英語で「見通し」は、 “outlook” や “prospect” などを使って表現することができます。
outlook
“outlook” は、「(将来の)見通し、展望」などという意味の名詞です。現時点より先の社会や経済などの動向について予測するときや、人生・仕事などの将来の成り行きについて話すときなどに使われる表現です。通常は “outlook” の後に “for” を置き、“outlook for ~”(「~の見通し」)という形で用いられます。
ジェシカのセリフも以下のように表現できます。
“The economic outlook for the next few years is uncertain.”
(今後数年間の経済の見通しは不透明だ。)
また、“outlook” には「(~に関する)見解、(物の)見方」などという意味もあり、現在起きていること、または将来起こることに対する考え方や理解、態度について表現するときにも使うことができます。この場合、一般的には “outlook” の後に “on” を置き、“outlook on ~” (「~に対する見解、~観」)の形で用いられます。
“My outlook on life improved once I found a career I love.”
(好きな仕事を見つけてから、私の人生観は向上した。)
prospect
“prospect” は、「(将来の)見通し、(~という)可能性、見込み」などという意味の名詞です。今後起こる予定のことや起こる可能性のあることなどに対しての考えや気持ちを述べたり、予想をしたりするときに使われます。良いことに対してだけでなく、ネガティブなことについて話すときにも用いられます。
“There’s no prospect of finding a good job unless I move to a bigger town.”
(より大きな町に引っ越さない限り、良い仕事が見つかる見込みはない。)
Example sentences
“The outlook for our business is positive; we’re seeing a steady growth in our revenue.”
(我々のビジネスの見通しは明るい。収益が着実に増加している。)
“I’m excited at the prospect of being able to travel next year.”
(来年旅行ができるという見込みにワクワクしている。)