これって英語で?「なるほど英語」
2021.3.9
「初任給」って英語で?
私の初任給は少し低いけど、来年には妥当な昇給を得ることを期待している。
- starting salary
解説
英語で「初任給」は、“starting salary” といいます。“starting” は「出発の、始動の」などという意味で、「給料」という意味の “salary” と合わせ、働き始めた人が最初に受け取る給料のことを意味する表現として使われます。
ジェシカのセリフも以下のように表現できます。
“My starting salary is a bit low, but I’m hoping to get a decent raise next year.”
(私の初任給は少し低いけど、来年には妥当な昇給を得ることを期待している。)
“starting salary” と似た表現に、“entry-level salary” という表現もあります。 “entry-level” は「初心者向きの、入門レベルの」などという意味で、“entry-level salary” は、会社や組織などの一番下の階級にいる人や、未経験の分野や業界で新しくキャリアを始めた人などに支払われる給料のことを指します。
“The average entry-level salary for a software engineer is about $74,000 in the US.”
(アメリカにおけるソフトウェアエンジニアの新入社員の給与の平均額はおよそ74,000ドルだ。)
なお給料に関連する他の表現としては以下のようなものがあります。
●“wages” 「賃金、給金」
“wages” は時給や日給などで支払われる、労働時間に対する賃金のことを指します。一方、“salary” は会社員などに支払われる固定給のことを意味します。
“The wages from my part-time job cover my utility bills.”
(アルバイトの賃金を公共料金の支払いに使っている。)
●“get a raise” 「昇給する」
“raise” は「(給料などを)引き上げる、(人を)昇進させる」などという意味で、“get a raise” は給料が上がることを意味する表現です。
“I haven’t had a raise for over a year now. I think it’s time to start looking for a new job.”
(私はもう一年以上昇給していない。新しい仕事を探し始めるタイミングだと思う。)
●“payday / pay day” 「給料日」
“payday” は給料を支払う日のことを意味します。二語に分けて ”pay day” と示される場合もあります。
“Payday is on the 25th of each month.”
(給料日は毎月25日だ。)
●“take-home pay” 「手取り給料(賃金)」
“take-home” は「家に持ち帰る」という意味で、給与などから税金などを差し引いて自分の手元に残る金額のことを指します。
“I save at least 20% of my take-home pay every month.”
(私は毎月少なくとも20%の手取り給与を貯金している。)
Example sentences
“The starting salary offered for this position is competitive compared with other companies in the area”
(この役職に提示されている初任給は、地域の他の会社と比較しても競争力がある。)