これって英語で?「なるほど英語」
2017.6.19
「副業」って英語で?
最近は副業でも収入を得る人が増えてきたわね。
- second job
- on the side
- moonlight
解説
「副業」の意味で使われる最も一般的な名詞表現は、”second job”。”second” の代わりに「第二の、二次的な」という意味の ”secondary” が使われることもあります。
また ”side” を使って、“side business/job” といった言い方もできます。医師や弁護士などの副業の場合は “side practice”。この場合 ”practice” は「(専門職の)仕事、営業」という意味で使われています。
上記のほかに ”sideline” という言葉も「副業」の意味で使える名詞です。この言葉は、動詞としても
”He sidelines as a fast-food clerk.”
(彼は副業でファストフードの店員をしている)
のように使うことができます。(ちなみに ”sideline” はテニスコートなどの「サイドライン」も意味しますが、この場合は必ず複数形の ”sidelines” になります。)
「副業で~する」のような言い方で使える副詞句としては ”on the side” という表現を使って
“I teach French on the side.”
(副業でフランス語を教えている)
のように言うことができます。”on the side” の代わりに ”as a second job” を使って “I teach French as a second job.” と言っても構いません。
「副業をする」という意味の動詞としては、以下の例で使われている ”moonlight” があります。元々は「月明かり」を意味する言葉ですが、本業が終わってから月明かりのある夜間に副業をする場合が多いことから、このような言い方をするようになった表現です。
“He’s moonlighting as a security guard.”
(彼は副業で警備員をしている)
なお、冒頭のジェシカのセリフは “More and more people make extra income on the side lately.” のように英訳することができるでしょう。