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会話を学ぶ「英会話講座」

2016.6.15

ジェットコースターの列に並ぶ

<ChristaとIsmailは最近できた新しいジェットコースターに乗るために列に並んでいます。昨年ジェットコースターでひどい目にあったIsmailは少し心配そうな様子です。>

English
Christa:Alright Ismail, it’s the moment of truth! Are you ready?
Ismail:I don’t know… I’ve been a bundle of nerves ever since we got in line.
Christa:But you used to love roller coasters, right? What happened?
Ismail:I’ve pretty much been this way since last year.
Christa:You mean, since you got sick after riding the Gravity Crusher?
Ismail:Yeah, ever since then I’ve been really nervous about riding roller coasters. It was so embarrassing!
Christa:That’s all water under the bridge now. Besides, this is Earth Smasher. They’re completely different.
Ismail:If you say so…
Christa:Hey, if you don’t think you’re ready, we can always come back later.
Ismail:No, you’re right. We all have to face our fears eventually. Let’s do this.

キーフレーズ

“(be/reach/face) the moment of truth” 決定的瞬間(を迎える)

このフレーズは重大な決断をしなければならないような時や、能力などを試される大事な局面を迎えた場面で使われる表現です。将来を左右するような非常に大切な状況に対してよく使われる表現です。

例)Maxineと友人のDavidはロケットや宇宙旅行のマニアです。2人は宇宙空間での航行を終えたロケットの着陸を生中継で見ながら話しています。
Maxine:I wonder if they can actually land this time. It doesn’t look like there are any problems so far.
David:Yeah, but they’ll face the moment of truth when they finally touch down.
Maxine:今度は着陸に成功するかしら。ここまでのところは特に問題なさそうだけど。
David:ああ、でも最終的に接地するとき、正念場を迎えることになるぞ。
“be a (bag/bundle) of nerves” ひどく緊張している

これは人がひどく緊張していたり、不安を感じていることを意味する表現です。例えば、人前でのプレゼンテーションやスピーチ、面接などを控えて緊張しているような場面でよく使われる表現です。

例)Dianaと友人のTimothyが外国語スピーチコンテストでスピーチを終えたTimothyの息子のことを話しています。
Diana:Wow, he sounded really good. You must be so proud.
Timothy:I’m just glad he calmed down. He was a bundle of nerves when I talked to him before.
Diana:すごいわ、とてもよかった。すごく誇らしく思ってるでしょ。
Timothy:とにかく落ち着いてくれてよかったよ。始まる前に話したときはものすごく緊張してたからね。
“water under the bridge” 済んだこと

この表現は過去に起こった出来事に対して使い、それが今となってはもはや重要ではないことや、話を蒸し返す必要はないこと相手に伝えることができます。過去の出来事について謝罪をされた場合などに、よく使われる表現です。

例)Rupertと姉のEmmaは自分たちが子供の頃の写真を見ています。アルバムをめくっていると、RupertがEmmaの髪の毛を引っ張っている写真が出てきました。
Rupert:I can’t believe what a mean kid I was in those days. I’m awfully sorry.
Emma:Don’t worry about it! It’s all water under the bridge now.
Rupert:信じられん、何て意地悪な子だったんだ、俺は。本当にごめん。
Emma:そんなの気にしないでよ。今となっては済んだことなんだから。
“face (one’s) fears” 恐怖と向き合う

自分が快適で安心していられる状態から一歩踏み出して、自分が恐れているものに取り組もうとすることを意味するフレーズです。友人や家族など、親しい相手に対してよく用いられ、尻込みする相手を鼓舞するような場面で使われます。

例)人前で話すのが苦手なHarveyがセラピストのPaulに相談しています。
Harvey:Every time I have to get ready for a presentation I get really nervous.
Paul:That’s completely natural. But facing your fears gets easier with time.
Harvey:これからプレゼンをしないといけないってなるといつもすごく緊張するんです。
Paul:それはごく普通のことです。でも、その恐怖と向き合うことは時間とともに難しくなくなりますよ。

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