これって英語で?「なるほど英語」
2021.11.30
「ジーンとくる(感動する)」って英語で?
マネージャーが最終勤務日にしたスピーチにすごくジーンときたわ
- be touched
- be moved
解説
英語で「ジーンとくる(感動する)」は、“be touched” や “be moved” などを使って表現することができます。
be touched
「触る、触れる」という意味の “touch” が使われている通り、“be touched” は何かが「心に触れた」というニュアンスで使われる表現です。主に誰かが言った言葉や取った行動に心打たれたときや、その言動への感謝の念を表現したいときなどに用いられます。また “be touched” は、自分に対して直接的に行われたことに感動したときにも、間接的に見聞きしたことに感動したときにも使うことができます。感動の強さを強調したい場合には、”really” や “deeply” などの副詞と共に使うことができます。
ジェシカのセリフも以下のように表現できます。
“I was really touched by the speech our manager gave on her last day at work.”
(マネージャーが最終勤務日にしたスピーチにすごくジーンときたわ。)
be moved
“move” には「動く」という意味があり、“be moved” は「心を動かされた」というニュアンスで用いられます。よく映画や音楽、絵画など、何かを観て(聞いて)感動したときに使われますが、誰かの無私無欲な行動に触れたときや、結婚式や出産など人生の大きな出来事に立ち会ったときの感動を表すときにも用いることができます。また、“be moved to tears”(「感動して涙を流す」)というイディオムでもよく使われます。
“I was moved to tears listening to her tell her life story.”
(自身の半生を語る彼女の話を聞いてジーンときて涙ぐんだ。)
Example sentences
“I was deeply touched by my friend’s kind message. ”
(友人の優しいメッセージに深く感動した 。)
“When I visited Sweden, I was moved by the beauty of the northern lights.”
(スウェーデンに行ったとき、オーロラの美しさにジーンときた。)