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意外と知らない「英単語の正しい使い分け」

2017.1.27

【憶えておきたい】“maybe” “probably” “perhaps” の使い分け

「たぶん / もしかしたら / きっと…」と可能性を言い表す英単語は “maybe” “probably” “perhaps” などがあります。
これらの単語は確信の度合いが異なるため、ネイティブスピーカーは状況によって使い分けているそうです。それぞれの持つニュアンスや意味について、確認してみましょう!

  • 確信の度合いは “probably” が最も高い
  • ”maybe” と “perhaps” は、ほぼ同等

確信の度合い

話者の確信の度合いで比べると、”probably” が最も高く、”maybe”、“perhaps” はほぼ同等になります。
個人差はあるかと思いますが、あるネイティブスピーカーによれば、可能性は ”probably” が70~90%、”maybe” と “perhaps” が40~60%ほどになるそうです。

I’ll probably take a long vacation in summer.
たぶん夏に長い休暇を取ると思う。
Perhaps / Maybe we should make a reservation for dinner.
夕食は予約しておいたほうがいいかもしれないな。

”maybe” と “perhaps” の違い

一般的に ”maybe” は “perhaps” に比べカジュアルな表現なので、話し言葉で使われることが多いです。一方、学術的な記述などでは、“perhaps” のほうが使われる傾向にあります。
※イギリス英語では、この2つは大差なく使われているようです。

なお、ほかにも同程度の可能性を表す副詞として ”possibly” がありますが、2つに比べ、よりフォーマルな表現とされています。


and more …

断定を避けた表現

自分の意見や考え、提案などを述べる際、ビジネスにおいては特に慎重な物の言い方が求められる場合がありますよね。そんな時は “probably” や “perhaps”、“maybe” などを用いることで、断定を避けた表現ができます。ぜひ憶えておいてください。

We should probably rethink our target market.
おそらくターゲットにする市場を再検討すべきであろう。
Perhaps / Maybe we could get some ideas from other sections.(※)
他の課に聞いたら、何かアイディアが出てくるかもしれない。

※”possibly” の場合は、”We could possibly get some ideas from other sections.” という語順が自然です。

”probably” と似た表現

“probably” と確信の度合いが近い表現として、”apparently” や “presumably” があります。

”apparently”(見たところ~らしい、どうも~らしい)は、本で読んだり人から聞いたりするなどして、その事実が真実であるといる根拠を持っている場合に用いられます。

“presumably”(思うに、たぶん)は、より “probably” と似たような意味ですが、前者は自分が知りうる事実に基づく推測であるのに対して、後者は確率や過去の経験などに基づく推測という違いがあります。

Apparently the neighbors are selling their house.
どうやらお隣さんは家を売りにだしているようだ。
Did you hear Mike bought a car? Presumably, he got a new job.
マイクが車買ったって聞いた?たぶん新しい仕事始めたんだわ。
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